このレビューはネタバレを含みます
パフォーマンスとしては評価されやすい気がするんだけども全く自分の好みではない。
貧乏な家庭から愛とアイディアで成り上がったP.T.バーナム
彼に心を寄せたくなるような描かれ方なら感動も大きかったのだと思うが、ガンガン行こうぜ！な彼の欲深さに最初から不安しか抱けず、深入りしないよう引いた目で眺めてしまう。
挫折からの成功ってなサクセスストーリーになぞって売れセン曲を展開していく…そういったthe ミュージカルな作品がとても苦手。
捻りがあるのかしら？と思いきや展開は王道中の王道、かつ、予告で煽っていたサーカス団員との絆というテーマ面の掘り下げがサラッとしすぎていたため 私の中では苦手な部類のミュージカル映画止まり。
楽曲はもちろん悪くないけど、楽曲だけで映画そのものの質を上げたような見え方がするのでバランスが悪い。
作品自体は夢の実現から得られる満足感と家庭から得られる幸福感のバランスがテーマなはずだけども…
Never enoughだけは好き。すごく好き。
平均点たっか！！
そんなに広く受け入れられるのは無難だからなのか…？
