予告を観たときは感動的な映画なんだろうけど、ミュージカル映画は苦手だしスルーしようと思ってたら、彼女が絶対に観たいと言ったので一緒に観たら予想以上に面白くて感動した!!
もうとにかくミュージカルシーンが超楽しい‼去年ラ・ラ・ランドを観たときは自分とミュージカル映画との相性の悪さに絶望したがこの作品でのミュージカルシーンに心踊ったし同時に凄く感動した。
ストーリーも王道だが差別をしっかり描いていて障害者や外見肌の違いで差別されお前たちはこうあるべきだと強制的に決めつけられ人々に嫌われ生きてきた、サーカスの団員達の苦しさは胸を締め付けられるが、だからこそ外見の違いで苦しんできた者同士だからこそこの差別という辛い現実でも心は気高く美しくあろうとする姿そして彼らがそんな宿命と闘い解き放たれる瞬間は号泣した。
主演のヒュー・ジャックマンは去年のローガンでも素晴らしい演技をしていたが今回も素晴らしい名演を魅せてくれる彼はもう名優の域に達してきた思う。
主人公の妻役のミシェル・ウィリアムズも綺麗で誰よりも夫と子供達の幸せを願い優しい女性を好演している。
他にもザック・エフロンも今まであまり好きじゃなかったが今回は役にハマっていて感心したしゼンデイヤとのロマンスは凄い良かった!
歌もラ・ラ・ランド以上に感情を揺さぶるしミュージカルシーンが物語を進める大事な役割を果たしている点は少しバーフバリに少し似てると感じた。映画の楽しさを詰め込んだ(少し詰めすぎた感はあるが)一級映画なのは間違いない。
ミュージカルロマンス映画の切なさや苦さの醍醐味を味わえたのがラ・ラ・ランドだとするならばこの作品は王道ミュージカル映画の楽しさや悩み苦しみ傷ついてる心を癒してくれる力強く優しい映画だと思う。