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グレイテスト・ショーマンのnamugeのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
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ヒュージャックマン演じる主人公が感じ悪い…
サーカスが少し上手くいくといきなり上流階級に媚を売りだす主人公。
上流階級の社交場からはサーカスのフリークスたちを締め出す主人公。
美人なオペラ歌手を使ったショーが上手くいくとサーカスの方はザックエフロンに丸投げする主人公。
いやあ…感じ悪い…実話ベースだからしょうがないのかな…

ザックエフロンの役も微妙過ぎて上流階級を喜ばせるショーを彼から学ぶために雇ったのにその役目は全然果たしてないで雑用ばっかりやってるから役立たず感は半端無い。終盤で火傷を負う場面があってそれで今後は全身火傷男としてザックエフロンはフリークスのメンバーになり生きていくのかな…そうなったら全然許せるぞ…と思ったら、そういう展開もなくいつの間にか何事もなかったかのように完治!
いったい何がしたいんだ。

アレだけ酷い仕打ちを重ねた主人公をフリークスが許す場面もなんか全部を有耶無耶にしたようで非常に残念…あとはフリークスたちから見世物感が全然感じられない…まあ、これは期待する方が間違ってるか…

フリークスが輝いている映画というよりフリークスを演し物にした男が成り上がってただ一人で輝いているように見えてしまいました。まさにグレーテストショーマンとの題名が示す通りに、彼ひとりをもてはやすだけの映画。

俺は予告編を観て影の世界を生きるフリークスの映画を観に行ったんであってフリークスを金儲けの道具にするクソ野郎の映画
を観にきたわけじゃ無いです。
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