とり

グレイテスト・ショーマンのとりのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
5.0
映画館で観る映画
上映開始までに席に着いとかないと沢山の人が悲しむ映画

劇場内に2組ほど、上映が始まってから入ってきた人たちがいて、1組は「映像は暗めだし、最初からクライマックスシーンだし」で通路に立ち尽くし、もう1組は携帯の明かりを使いながら、いろんな人たちの前を横切り「いいとこ邪魔すんなよ!!」オーラを浴びながら席に向かってた

よくある映画の冒頭「主人公が住んでいる街を空の上からちょっとずつカメラが降下していって…」みたいなのじゃなかった
「今、前を横切ったらキレる」レベルの素晴らしいオープニング
本当、映画観る時は上映前に席に着いておいてください…頼むから!!

とにかく最初からクライマックスのノリで圧倒された
退屈だと感じる暇もないくらい、映像もストーリーも音楽も目まぐるしい作品で、素晴らしかった

楽曲数も多いし、バリエーションも豊か
サーカスって舞台設定がもうミュージカル向きでしかなかった
実話だけど、フィクション多めだよね多分

バーテンダーと3人でやるミュージカルシーンが特に気に入った

差別や偏見に関する描き方は、個人的にはいいなあと感じた
「隠されることで傷つく」ことを言葉にして歌にして何度も繰り返してくれたことは、本当に感動した

今度は邪魔されずに観たいな…
とり

とり