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グレイテスト・ショーマンのEPATAYのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.5
これぞ僕の観たかったミュージカル映画!!!
鑑賞中感性がもうわやなことになっていました!
やっと観れたよ...公開から一週間観たくてみたくてつらかった...笑

映画を観る前からサントラを聴きこんでいたけれど、はじめて音に色が付いて命が吹き込まれる瞬間を体験した。
楽しくて楽しくてたまらない105分でした。

"THE GREATEST SHOW"
20世紀FOXのロゴが出てくるところからこの歌が流れてきてテンション爆発。ふぅ!ヒュー・ジャックマン最高!!
かつ後の苦労を感じさせていて、この辺の構成は『La La Land』そっくりだなーと思いました。この曲聞きながら外歩くと自分が凄い人になったかのような気がするよね。

"A MILLION DREAMS"
この曲が流れるシーンは、バーナムが人を楽しませるということを純粋に楽しんでいる描写や見た目ではない人の優しさに触れる瞬間を描いていて希望に満ちた純真なシーンだった。観ているこっちも優しい気持ちになりました。

"COME ALIVE"
これも希望に満ちた曲でよりパワフルになっているけれど、同時にバーナムの危うさも表現されていて楽しいんだけど何かハラハラした感情も感じる時間だった。

"THE OTHER SIDE"
ヒュー・ジャックマンVSザック・エフロンをとてもエモーショナルに描いていた。シリアスにもなる場面だけど、西部劇っぽい雰囲気で楽しくエネルギッシュな場面だった。
『ベイビドライバー』のようにコップを置く音など、歌だけでなく全ての音が音楽になっていたのも楽しい。一番ミュージカルらしい曲だったかもしれない。
二回目にこの曲が流れる場面の一回目との構図の違いも絶妙。

"NEVER ENOUGH"
前曲とは異なり、【THE・歌】という歌。この辺のバランスもすごく良いよね。超感動する歌声だけど歌っているのはリンド役の人じゃないのね。このシーンのバーナムの表情で"COME ALIVE"で感じた違和感がはっきりとした。

"THIS IS ME"
言わずもがな今作一番の名曲。これが流れるシーンは少し意外なきっかけだったけれど感動することは間違いなし。世間から受け入れられない彼らが自分たちを奮い立たせるこのシーンは本当に大好き。キアル・セトルの歌声は圧巻でした。自信がなくなったときにはこの歌を聞こう。

"REWRITE THE STARS"
ザック・エフローーーーーーン!!!!!
映画を観る前は特に印象のなかった曲だったけれど、観た後にはサントラのなかでもトップに大好きな曲になりました。このシーンを観ながら僕は「もうお前が主人公だよザック・エフロン!」と心の中で叫んでいました。

"TIGHTROPE"
バーナムの妻であるチャリティの気持ちを歌う曲。ここまで映画を観てきてチャリティは一番
感情移入できる人物になっていました。ミシェル・ウィリアムズ演技うますぎるよなあ...

"FROM NOW ON"
このシーンで泣きながら笑ってた。このシーンからラストにかけて今まで溜めてきた色んな感情が吹き出してきて、観終わった後にはすっごい幸福感が。ありがとう『グレイテスト・ショーマン』


今の時代に相応しい、今の時代だからこそ輝く最高のミュージカル映画でした。


2018/7/14
2018/7/15 音声解説
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