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グレイテスト・ショーマンのJのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.6
・物語★★★
・配役★★★★★
・演出★★★★★
・映像★★★★★
・音楽★★★★★

昨年のアカデミー賞歌曲賞を受賞したJ.ポールとB.パセック。
このチームが作詞だけでなく楽曲も手掛けたミュージカルとなれば、否が応でも『ラ・ラ・ランド』と比べてしまう🎵

同作に増して、サーカスを舞台にしたオープニングのミュージカル・シーンから、期待を裏切らない極上のエンタメ性に心を鷲掴みにされる!(≧∇≦)

“時が来た
最も偉大なショーの幕が上がる”
実在の人物にインスピレーションを得た主人公のキャラは人間臭さに溢れていて、良い意味でヒーローっぽさや嘘臭さがない。

“勇気がある 傷もある
ありのままでいる これが私
見られても怖くない 謝る必要もない
これが私!”
周りを固めるマイノリティなキャラクターも、それぞれ個性的で悪くない。

ただ、『ラ・ラ・ランド』の切なく奥深いストーリーに比べると、何というか、王道すぎる平凡ぽさというか、予想を上回る感動がないというか、底の浅さを感じてしまう…(-_-)
いや、起承転結はホントにしっかりしてると思うんですけどネ…

でもやっぱり、H.ジャックマンやZ.エフロンにゼンデイヤ、アカデミー賞授賞式でのパフォーマンスが決定したK.セトルなど、歌って踊れるキャストのパフォーマンスと音楽はやっぱりイイ‼︎(๑˃̵ᴗ˂̵)

即、サントラ購入しました!💿

アカデミー賞歌曲賞ノミネートの本作。
日本時間にしていよいよ本日10:00となる受賞式、どうか彼らの笑顔が見られますように…🏆

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劇場用パンフ★★★★★
全38ページ。
印象的な劇中カットがほとんど網羅的に掲載されているのが嬉しい。
主要な楽曲の歌詞も完全掲載。
豪華な装丁・内容ともに、満足の一言!

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サントラ★★★★★
💿『グレイテスト・ショーマン
オリジナル・サウンドトラック』💿

『ラ・ラ・ランド』の「Another Day Of Sun」や「Someone In The Crowd」、「City Of Starts」の印象的なメロディラインと比べれば、全体的にやや耳に残りにくい感はある。
でも、アカデミー賞歌曲賞ノミネートの『This Is Me』のほか、オープニングとエンディングの両方を飾る『The Greatest Show』はヘビロテ必至‼︎

“一緒に空を飛んで
一緒に落ちていきたい”
Z.エフロンとゼンデイヤの空中アクロバットを思い出させてくれる「Rewrite The Starts」は、R.ゴズリングとE.ストーンのあのタップダンスを超えた!💃🕺

珠玉の美声で聴かせる『Never Enough』が、R.ファーガソン本人によるものではないことにはチョットだけ残念…
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