紛れもないホンモノを見ました
今、僕の中に残っているのはホンモノ
紛い物だらけの世界の中で僕だけのホンモノです
この映画にだけは自分の居場所が
存在している、認められている嬉しさに
何回も頷いたし、何回も涙した
誰もが誰も理解されない、されたくもない
痛さを抱えながら成長して生きている
自分の痛い部分を影に隠して生きている
でもあの「This is me」は僕の痛みが
魂となって歌として心が浄化されていった
鮮やかに淡い桜が咲き誇る中
こんな最高の映画を観て改めて思うのは
僕は幸せになる為に、人を幸せにする為に
生まれてきたのだと誓えます、歌います
皆んなもそうじゃないですか
幸せになる為に生きている筈なんです
生きてる意味がわからない時も
生きてる心地がしない時も勿論ある
あーもうどうしよ、死のっかなぁって
思い詰める夜があって何とか食い縛って
眠りにつくとスッキリする朝もある
そんな夢物語だけで済まされない話もあるけど
映画の中だけは音楽の中だけは
忘れて忘れさせてくれても良いですよね
夢を踊らせて、心を通わせて泣いて良いですよね
ホンモノというのは難しくて、
本当の気持ちで人と向き合うことは
とても簡単なのにとても難しいことです
だからこそ、
このお話は当たり前に簡単で当たり前に難しい
一瞬の連なりが巧み過ぎて
呆然と漠然と拍手を繰り返すしかなかった
誰もが求められる事に居場所を感じるものです
誰もが求められる幸せに居場所を見出すのです
誰もが求められたがっていて、求めている
人間に生まれて良かったと心から感じています
