まー

グレイテスト・ショーマンのまーのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.5
皆さんご存知だと思いますが、ゴールデンウィークというのは映画業界が作った和製英語です。

という事なので今年のゴールデンウィークは観たい映画も溜まってるという事もあり、且つ最近映画にドップリハマっている相方の希望も合わせて映画鑑賞ばかりしていました。

そしてゴールデンウィーク映画鑑賞ツアー最後を飾るのが、今作「グレイテスト・ショーマン」!


実を言うとボク自身、今作は観る時期やタイミングを外してしまったのでレンタルされてから家で観ればいいかな。と思ってスルーしてた作品なのです。
しかし相方がどうしても劇場鑑賞したいと言う希望を聞き、5/10で上映終了予定の中のギリギリ鑑賞に至ったわけです。

鑑賞を終え、彼女に感想を聞いてみると、「思ったより面白くなかった」と言う事でした。
汗汗汗 (´∀`;;) 汗汗汗

対照的にボクの感想はかなりグッとくるものだったんですけど(*´ω`*)ゞ

相方の映画の面白さにある源が
「如何にエンターテイメントとして楽しませてくれるか」というのに対して、ボクは「感情移入して物語を個人的に掘り下げて考える」という違いがある様に、映画というのは本当に多種多様な感想があるので面白いと思う。

勿論鑑賞後それを元に語らうのが醍醐味でもあるんですよね
(*´艸`)

そんなボクが観たままの感想を述べると
まず今作は映画的に面白く脚色された部分も多いけど、史実や実在した人物を基にしたほぼノンフィクションだということ。

それだけに物語に説得力があり、セリフや歌詞一つとってもグッとくるものがある

そして何と言っても「ララランド」の時もそうだった様に、ミュージカルとしての歌の入れ方がとにかく秀逸!

中でも一番震えたのが「REWRITE THE STARS」

凄く2人の感情のぶつかり合いが印象的で魅入った。

他の楽曲どれを取っても演者との相性が良く、世界に没入出来た。

ヒュー・ジャックマンの出演作は「X−MEN」シリーズしか観た事がなく、ちょっと興味が湧いて来たし、ザック・エフロンの「ハイスクール・ミュージカル」もまだ未見なので是非鑑賞してみたい。

女優陣も皆個性が分かれていて魅力的。
特にメインの3人は眼を見張る存在だった。

ストーリーは一見「シング」を彷彿とさせる単純なストーリーだけど、その中に込められたメッセージやテーマは別物。

愛する者を守る為、生活を豊かにしたいと望む男のプライドと、貧しくとも愛する者との時間を大事に思う女のすれ違いの末に行き着いた答えに自然と最後は口元が緩むはず。
まー

まー