このレビューはネタバレを含みます
ミュージカル部分は素晴らしい部分沢山ありました。そこは良かったです。
良かったんですが、、、、
主人公が最後まで好きになれなかった。
というか嫌い(笑)
なのに、この映画に出てくる人はめちゃくちゃ主人公に甘い。
奥さんに相談なしで博物館を借金して始めるって、、まじで信じられん(笑)
家も勝手に決めて買ってそうだし。
やることなすこと自分勝手に見えたなぁ。
金儲けの手段としての見世物小屋に関してはまだいいとして、
正当な評価も受けたいからちゃんとした歌姫でやってみます!むしろそっちメインで頑張ります!な流れは人として無理だなと感じた。
でもヒュージャックマンが演じると少しはいい人そうに見えるから、
最後まで主人公が成長してないというか
「ちょっと名声とかに目が眩んじゃったよ!テヘペロ♪」
「再建したいけど銀行からお金借りれまへーん!」
「じゃ僕が出すよ!(ザックエフロン)」
みんな優しすぎません??
ってかザックエフロンの方が人柄含めて有能に見える、、
マイノリティーの扱いも記号的に見えてなんだかなぁ。。もう少しスポット当てて欲しい気もした。
と、この映画に出てくる批評家みたいな感じで批判的に見ていると
「他のお客さんみんな笑顔で楽しんでる」みたいな主人公のセリフが自分の心の狭さを指摘されてるみたいな気がして、
結構高評価のこの作品をグチグチ言ってる私の心が貧しいのかなぁと感じる始末。
いや、ほんと純粋な心で映画を楽しまないと損だよね。