川崎邦彦

グレイテスト・ショーマンの川崎邦彦のレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
3.8
絢爛豪華な映像美と歌とダンス
2017年公開の「ララランド」と双璧を為すミュージカル映画

興行師P.T.バーナムの人生を話の基に人生讃歌、人間讃歌を力強く描き観る者に生きる元気を与えてくれるパワフルな作品

ストーリーは史実に基づいてはいるものの映画向けに大きく脚色されており、正直ドラマ部分は綺麗に纏まり過ぎていて人物描写や感情的な表現力としての内容はかなり薄い
このあたりが評論家からの支持か低いのは納得せざる負えない


だがストーリーの弱さを打ち消すほど今作内でのミュージカル部での楽曲とダンスシーンは素晴らしいものとなっている

キャッチーで力強いメロディラインと心をにグッと来るリリック、細やかでファンタジックな演出と豪華で軽快なダンスシーン

ミュージカル部分には相当力を入れて今作を制作したことが伺える

サウンドトラックが売れたのは納得せざる得ない

冒頭のヒュー・ジャックマンの歌声とダンスシーンで観客のボルテージを上げ、テンションが低くなる展開を最小限に上映時間をコンパクトにし盛り上がるミュージカルシーンの連続でラスト迄一気に見せる作品にしたことが成功した所以でしょう