このレビューはネタバレを含みます
伝えられているPTバーナムの史実。
それがどれだけ正確なものかはわからないですが映画としての出来以前に、史実との違いが気になり過ぎて雑音に。
音楽は無茶苦茶良かったし、役者も素晴らしい。
それなのに、マイノリティーへの賛歌ではなく、体良く利用してるようにしか感じられなかったのは、やはり史実を捻じ曲げて賛美されたものだからでしょう。
大小違いはあれど、悪人が聖人として描かれている映画を僕は好きにはなれない。
ヒトラーがシンドラーのように描かれていたら?
史実やバーナムの行った非道の数々を知らなければ、きっと楽しめたとは思います。
史実と掛け離れた物語であるが故に、実話なんて宣伝文句を取っ払って、バーナム抜きで語られるべき作品だったと思いました。
それでもこれだけは確かです。
劇中曲はとんでもなく素晴らしい‼︎