この映画は喜怒哀楽を喜楽に物語をはしょりあっという間に鑑賞者を結末に誘いすぐ終わった面白かったでも登場人物の苦悩が…を暗黙の了解とさせるララランド対比打開策としては見事であります。
もし怒哀をぶちこんだ2時間越えですと実話ということもあり集中力が途切れる人も出てくるのでライブハウス尺で余すことなくミュージカルを魅せてくれたことを考えるにレンタルではなく映画館で鑑賞するのが正解だったかもしれませんね。
上映時間が105分と短いためそりゃもうそこもそこも省きますかと文句を言えばキリがありませんがバランスよく描けていたザックエフロンとゼンデイヤの恋愛模様は途中から君達が主人公じゃないの？と勘違いしてしまうほどに身分の差で結ばれない恋を二人だけのショーとして熱く儚くロープを駆使して演出していました。
ホムカミのゼンデイヤがまさかこんなに美しいとはそりゃザックエフロンの気持ちも分かりますよ。
バーナムがサーカスの面接をするシーンはデップー2のようにテンポが良かったのでデップーが面接するとかなりディスるんだろうなと邪推してしまいました。
