Kinakosan

グレイテスト・ショーマンのKinakosanのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
3.9
絵に描いたような波瀾万丈な展開だったけど、3回ほど泣きましたよね、、、。

光しかないかと思ってましたが、そんなことはなく。金儲けからの発想だったとしても、成功ばかりを追い求めていたとしても、根まで腐らなかったから、良しとしよう、そんな気持ちになりました。ショーに出てるみんなをないがしろにした時は、ええっ‼️と思ったけど、、、。

上流階級の人々って、自分たちが特別だって思ってる人もいるけど、チャリティやフィリップみたいに、そういうものから自由になりたい人もいる気がします。バーナムは、酷い扱いをされたからこそ、成り上がることに執着していて、大事な事を一度見失う。元々裕福だったチャリティのほうが、大事な事を見失ってないんですよねー。なんだか、皮肉、笑。そう思うと、バーナムが切なくて、泣けました。

ショーのシーンも、本当にワクワクして、ダンスも歌も素敵でした。人類の祝宴っていい言葉だな。

人間の正しい姿なんて、誰が決めるんだろう?形や色、千差万別。自分の中にも、勝手に正しいと思う形ができているのが怖い。本物とか偽物だって、決めるのはその人次第。自分の誇りを失わないようにって言われている気がしました。
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