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グレイテスト・ショーマンのOiwoのネタバレレビュー・内容・結末

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】
仕立て屋の息子バーナムが夢を持ち、幸せを追い求める。
バーナムは裕福な屋敷の娘に恋をし、2人は文通から恋を育み、駆け落ちする。
2人はお金は無いが、2人の娘を子に授かり、幸せに暮らしていた。
だが、貧しい生活から抜け出す為、バーナムはその自由な発想から博物館を始める。
世界の色々な変わった動物や歴史上の人物の蝋人形が飾られていた博物館だが、人はほとんど来ず失敗。娘からは生きていない物を飾っても面白くない。生きている物を飾らないとという言葉から発想を得て、ユニークな人物を集めて、ショーを開くことに。
小人やヒゲを生やしたオペラ歌手、空中ブランコをする黒人兄妹や巨漢、長身の男、全身タトゥー男等、色々な人種がショーに参加していた。
ショーは大好評だったが、一部の上流貴族からは嫌われていた。新聞の記事にはペテン師と書かれていた。バーナムは上流貴族からの人気を集める為、演劇作家で成功していたフィリップと手を組む。彼と組んだことで、ヴィクリトリア女王から招待状を受け、女王と謁見。女王に認められたことで、上流貴族からも認められることに。
しかし、彼のショーは偽物を本物のように見せるショーと言われ続けていた。
そのイメージを払拭する為、女王と謁見した際に出会ったヨーロッパ一のオペラ歌手リンドをアメリカに呼ぶ。
彼女の公演は大成功であった。更なる成功を求め、全米41箇所で彼女単体の公演を計画。
その間、サーカスはフィリップに任せて、公演に付いて行く。
その公演をする為に、多額の借金をしたバーナム。リンドはバーナムのことが好きで協力していたが、公演途中でバーナムが彼女を拒否したことでリンドは公演を降りる。また、公演の最中、サーカスは人気が低迷し、街の人から出て行くよう講義され、暴力沙汰に発展。街の人の1人がケンカの最中にサーカス場に火をつけ、サーカスは無くなってしまう。
またリンドとの嘘のスキャンダルを報じられ、妻にも捨てられてしまう。
家族もお金もなにもかも失い失意のどん底に陥ったバーナム。そんな彼を支えたのはサーカスのメンバーであった。
メンバーからの支えとフィリップからの軍資金の援助もあり、再びサーカスを始めたバーナム。場所は土地代が安い波止場で、テントを張りサーカスをすることに。バーナムは欲を出し過ぎて、本当に大事な家族を蔑ろにしていたと気付く。
そのサーカスで大成功を収めたバーナムはフィリップにサーカスの司会者を譲り、家族との幸せな生活を過ごしてていった。

【感想】
ミュージカルはちょっと苦手だったが、面白かった。夢と希望があって、最後はハッピーエンドで終わったのが良かった。
でも、実在したバーナムが結構な屑人間だったのがショックだった。
オペラ歌手のリンドが歌った時は鳥肌が立った。
その当時の差別とか階級制度があんな感じだったのかってびっくりしたし、それを良く表現できてて、それに負けないサーカスの人達が凄くカッコ良かった。
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