名古屋109シネマズ爆音映画祭にて。
爆音映画祭は文字の通り爆音で映画を鑑賞する映画祭。音楽ライブの機材を使った鑑賞は正にライブ感が増して、グレイテストショーマンにぴったりだった。
冒頭でグッと引き込まれる。
いきなりバーナムの足音、それと同時に始まる「The greatest show」
重低音も響き渡り、体全身が震え上がる。
目の前でヒュージャックマンが踊っているよう。
これは完全に作り手の意思と一致しているはず。非常にいい劇場体験だった。
人物の掘り下げとかが実はあんまりなかったり、マイノリティの扱いが雑だったりきになる部分が多い脚本だったが、そんなの関係ない。
音楽のパワーと画力に完全にやられてしまった。
「This is me」がやはり感動的で、そこに付随した展開になって欲しかったと少し感じる。
衝撃的なまでにビジネスマンであるPTバーナム。彼の行動が自然と居場所を作り、それが必要なものになっていた。
必死に動いたら何かは形として残るのかもしれない。
何かに夢中になりすぎるあまり大切なものを見失うというのもあるあるだなあと思う。
これらの感動の高まるシーンでのミュージカルはやはりグッと持っていかれる。
ララランドの制作スタッフなだけあって世界観はよく作り上げられていて、ショーのシーンは本当にワクワクさせられた。
ヒュージャックマンもザックエフロンもかっこいいし、ゼンデイヤは可愛い。