貧しく苦労した少年時代を過ごし、頑張って働き、ショービジネスに成功するが、天狗になり失敗し、全財産を失うものの、愛と友情に助けられ復活。
という、特に目新しさは無い王道ストーリーライン。
というささやかな欠点はある。
そしてまた、良くも悪くも、 *多様性* と *ポリティカル・コレクトネス* という今の時代にピッタリ合わせた造りもイヤラシイ。
まぁ、素直に受け取れば、それが正しい方向であるのは確かだろうけど。
ヒュー・ジャックマン演じる主人公が善人でも悪人でもないところは好感が持てる。
まぁ、 *愛ある山師* ではあるけど。
『レ・ミゼラブル』ほどの感動は無いけど、「楽しさ」では勝ってる。