ずっと、ああ綺麗だなあと眺めていた。
映画を見たというより、眺めていたといった方が正しい気がする。共感を求められていない感覚。クリアで分厚いガラス越しみたいな距離。
光、明暗がとても印象的だった。
実際に見えている側の横顔は陰って見えないのに、鏡に映った反対側の横顔はやけにくっきり映っていたのがとても。
好きな漫画で、美しさはそれだけで“力”だ。といっていたのだけど、確かにそれで。力の強いものがあるとそこは歪む。
悪魔だ異形だと言われてしまうのだなと。
現代版・魔女と悪魔狩り。悪魔の力を自分のものにしようとする？ちょっと違うけど当たらずとも遠からず。
まとまらない。
