人形の様に美しくメイクした女性。ソファーに横たわり気だるい視線をこちらに向けている。首から流れた血は、床に溜まりを作っている。少女の死体を映したまま引くカメラ。
すると、妖しくライトアップされた部屋の全体が見える。フラッシュがたかれ、彼女はモデルで撮影中なのだとわかる。
この冒頭の印象的で意味深なシーンのテンションで最後まで鑑賞できたが、途中から変な所に力が入ってどっと疲れが…。
印象的で意味深なシーンは冒頭だけではなく作中随所に散りばめられている。自分なりに終盤手前辺りまではついて行けたつもりだったが、ラスト、バコーンと突き放された印象。
個人的には映像より、メイクしてくれる女性の視線の演技に恐怖を感じてた。
