えし

ネオン・デーモンのえしのレビュー・感想・評価

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)
3.5
蠢く狂気と美の世界。

16歳だが19歳と偽りモーテルを住まいにし、LAでモデルとして活動を始めた主人公。
モデルの世界は一筋縄ではいかない、一癖も二癖もある人々で構成されており、年齢を偽るよう求めた事務所、距離感のおかしいメイク、整形狂いのモデル…
主人公はこの世界を生き抜けるのか。

うへー、予備知識なしで観たらなかなかヤバめのお話じゃあないか。
ストーリーは、女の世界の妬み嫉みは怖いですなの一言。
ゆるゆる進んでいく序盤からは想像できない怒涛の後半にうぎゃぼへぇ。
オシャレ映画だと思って舐めてかかると痛い目見ることになるサイコなグロであった。

「ドライヴ」の監督らしい色彩感覚で、暗闇からの蛍光色は独特で好みだったけどねぇ。
あのモーテルにいたアレはなんだったんだろう。

ムービープラス 2018/7か6。
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