主人公はエル・ファニング演じる16歳の新人モデル
その圧倒的な可愛さと若くしての成功から、先輩モデルたちの異常な嫉妬にさらされ、自身もまた狂った美の世界に足を踏み入れてゆく
エル・ファニングの可愛さ無双がすごい
ファッションモデルの話なので周りにいる同業者たちも美人ばかりなんだけど、その中でもぶっちぎりで可愛い
序盤の会話シーンや中盤の流血シーンなど、業界全体に渦巻く美への狂った執着を垣間見せる演出が丁寧に積み重ねられていて、華やかなんだけどどこか不穏な緊張感が持続する
そしてその美への渇望が最終的に、まさに悪魔との契約という表現が相応しいサバト的な展開に辿り着いてしまう
男があんまり出てこないのもテーマにフォーカスしていて良かった
ニコラス・ウィンディング・レフンは本当に独特な映画を撮りますね
キアヌ・リーヴスがドアバーン!って急に現れるところは声出して笑いました