アフリカの記事を「捏造」したとして追放されたニューヨークタイムズの記者・マイクの名をかたり、遠く離れたメキシコで逮捕された男がいた。
男の容疑は家族皆殺し。
自身の名をかたる男に興味があったマイクは、やがて男の言葉に心酔し、本を出版するように取り計らうが…
題材はかなり暗い。
だれもハッピーにならない話。世の中の出来事の10%くらいはそういうもので、この映画はそこを描いてる。
じゃあ男は一体何がしたかったのか？道連れなのか、暇つぶしなのか、あるいは救いを求めたのか。迷惑な男ともとれるけれど、救いを求めたなら…と考えると少し複雑。
それぞれの役者の演技が素晴らしい。
ジェームズ・フランコすごい。
ジョナ・ヒルすごい。
フェリシティ・ジョーンズは出番少なめだけど最高。
