ムッキムキなショーン・ペンの存在感が素晴らしくて、それだけで面白く感じてしまうから俳優の凄さを実感した。自身も脚本に参加しているだけあって「空っぽなアクション映画にしたくない」というこだわりを感じる物語も（ペラいけど）良いと思う。しかし脇役のキャラクターの魅力の無さが致死レベル。死ぬほどしょっぼいハビエル・バルデムや、キャラクターに個性が無いマーク・ライランス、大して活躍しないイドリス・エルバなど演技派の無駄遣いっぷりが凄い。なんでこのキャラでこのキャスティングしたんだ。ある意味贅沢な映画だった。
