オキシジェンデストロイヤー

ザ・ガンマンのオキシジェンデストロイヤーのレビュー・感想・評価

ザ・ガンマン(2015年製作の映画)
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ショーン・ペンって口が達者でわりと華奢で繊細な役者さんってイメージだったのにどうしたわけか、前評判通り二の腕もパンパンに鍛え上げてアクション頑張ります!ってのがびっくりだった。

でも今作で拾いものだったのがヒロインのジャスミン・トリンカで、知性と母性とセクシーさといった魅力が満載でした。イタリアの女優さんなんですね。なんていうか、眼差し、挙動一つ一つから愛が溢れてるというか、もう、そんないい女いくら仕事とは言え一瞬でも手放しちゃダメでしょ!って、ブラック企業のせいで私生活犠牲にしちゃダメ!
って思いながらイチャイチャシーンがチョイチョイ挟まれるんですけどいろいろ気になって全然集中できない!!

でも運転に疲れたショーン・ペンが交代してもらってうつらうつらとジャスミンに寄りかかってると、ジャスミンが運転しながら愛おしさと苦しさをにじませながらヨシヨシするシーンの、ショーン・ペンがかわいかったぞ!というかうらやましすぎる!クーッ!!

これアクション映画と思うと、まあ普通だなってなるけどヒロイン目線で考えると10年越しくらいの壮大な愛の物語になるわけだから、そういうこともあってショーン・ペンやってみたかったのかなとも思ってみたり。そういう当初の期待とは別のところで盛り上がれるのもまた映画の一期一会なところでもあるわけですよね(と、強引にしめてみる)