Henry James原作。
自立意志を持っていたイザベルが外面的ではなく、その内面に惹かれたオズモンドと結婚。だが、そのオズモンドが一番俗物的な人間で、結婚は失敗だったお話。
また純粋がために色々な人にいいように利用されてしまうお話。
イザベルは人の内面を見る人間のように思えるが、彼女が惹かれていく人間は全てが外面だけがいいにすぎない奴らばかりだ、オズモンドにしてもマールにしても。滑稽で悲しい。
本当に内面が優れているラルフやグッドウッドの良さに気付くのは最後になってから。なんていうか可哀想、、
このときのニコール・キッドマンは本当に美しいと思う。
パンジー役も凄くかわいい。
まぁ、人の真の良さに気付くのって、人生に絶望し始めた時なのかもしれない。