なぽり

プリズン・エクスペリメントのなぽりのレビュー・感想・評価

3.8
めちゃくちゃストレスを感じる作品。
助手、いい事言った。「もはや私たちも実験の一部です」教授という権力、看守という権力、当の本人には現実が見えていない「自分は正しい」という感覚。現実にもありますよね。目を覚ませ!!
後半、急に意外な人物が流れを変える。
深読みしてしまった部分は完全にすかされた。
「やめろと言われなかった。誰も止めなかった。」いじめやパワハラに対する効果的な対応とされているものが、きちんとセリフに出てきて、おおっ!てなった。
もし私が囚人ならエズラ・ミラーのようになるだろう。しかし、見習いたいのは2093(うろ覚え)だ。
胸くそ悪いけれど、考えさせられる良い映画だ。おすすめする。
なぽり

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