風来坊

ジュラシック・プレデターの風来坊のレビュー・感想・評価

ジュラシック・プレデター(2009年製作の映画)
3.0
地球温暖化により氷河が崩壊し、その中で眠りについていた古代恐竜ワイバーンが目を覚まし田舎町をパニックに陥れる。アメリカ、カナダ合作のモンスターパニック映画。

始まって直ぐ恐竜が姿を現すのは好印象。大作モンスターパニック映画にありがちな出し惜しみ感はまるでなく最初から全貌あらわ。その後…息切れはしちゃうけど…ご愛敬。

田舎町には不釣り合いのまあまあ美人のラジオDJや太っちょ女性警官など町の住民のキャラクターが面白い。田舎のゆったりした時間の流れも良い感じに表現出来てる。

VFXのチープさはB級だから仕方ない。まあ我慢出来るレベル。そこそこパニック感もあるし、ワイバーンの暴れっぷりもなかなか良い感じ。

惨事が起きているのにお祭りを決行したり、血糊の色が朱色過ぎてインク感丸出し、ワイバーンの撃退方法だったりとツッコミ所は多いが許せる範囲。

自分がB級映画に甘いのもありますが、B級としては割りと良く出来ている。シンプルでサクッと観れるB級モンスターパニックでなかなか楽しめませした。「シャークネード」や「UMAレイクプラシッド」が好きな方は本作も楽しめるのではないでしょうか。
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