グランド・セントラルのてぃだのレビュー・感想・評価

　「原発作業員が主人公」ということで、社会派シリアス映画になりそうなところをいかにもおフランスな空気で固めてきていてそんなに堅苦しくはない。あー確かにフランスって世界有数の原発大国やったな。放射能を図るセンサーを常に常備しての労働、そして放射能を浴びることよりも仕事がなくなることへの恐怖等けっこう見逃せない場面が多い。レア・セドゥのウェディングドレスがあんまりかわいくなかったのがちと不満笑。放射能浴びようがどんな危険な仕事に従事しようが人は結局生きることを決めたからには食べていかなきゃいけないし好きな人とはセックスもする。