カラン

MERU/メルーのカランのレビュー・感想・評価

MERU/メルー(2014年製作の映画)
4.5
山登りの崇高さに、感動。

カントという哲学者は美について語る資格がないなどと揶揄されてしまう堅物であったが、崇高さとは何かを説明するのに、崇高は人智を超えたものにたいして抱く感情で、美は小さなものに対して抱く感情だ、だから山は崇高だ。という話しをしている。

山の映画は、崇高であってほしい。人間を圧倒して、打ちのめすものであってほしい。

崇高だー。メルーという山に挑む男たちの物語だが、エピソードとして語られる雪崩やロッククライミング、その他の人生の話しも、全部立派。何回も、つけっぱなしで、寝ながら観ることになりそう!特に夏の夜には最高だろうなー!
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