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ピープル・ライク・アスのmakirakiraのレビュー・感想・評価

ピープル・ライク・アス(2012年製作の映画)
3.2
クリスパイン、エリザベスバンクス、ミシェルファイファー、オリビアワイルド…なかなか有名どころが集まっているのに手作りのようなパッケージでTSUTAYAの棚のはじっこでひっそりと佇んでいたのはナゼ?

大人になってから実は異母姉弟がいると知らされたという、監督の実体験を元にしたドラマ映画だそう。

うーん、内容が地味だった。
盛り上がりもさほどなく、感動も薄め。
クリスパインの笑顔が爽やかだからか、さほど悪い印象でもないのだけれど…(笑)

元凶(?)ともいえる父親が亡くなり、こ汚いポーチに残した遺産を息子に託した所から動き出すストーリー。
恋人、母親、異母姉、その姉の子供を巻き込み自分の考えだけで行動する主人公にはいささかの苛立ちを覚えた。

皆の心情より自分の思惑を優先しているように見えてあまり彼を好きになれなかったのが評価が伸びない一因かなぁ。

悪い人じゃないんだけどね…。もちろん真実をなかなか言い出せないっていうのもわかるけど、あんな近づきかたをしたら、シングルマザーからしたら恋が始まっちゃう可能性も充分考えられるのに配慮が足りないよ( ー̀ωー́ )ボンクラか

最後はかわいらしいエピソードで綺麗にまとめているけど、どうにも全体的に色々“足りない”まま終わってしまったもったいない感じの作品でした。
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