夏色ジーン

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

4.1
感想川柳「今の世も 強者は奴隷を 作りたい」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

南北戦争による動乱の最中の1863年、ニュートン・ナイトはおいの遺体を家族に届けるため南部軍から逃げ出す。郷里で農民たちから農作物を略奪する軍と衝突して追われる身となった彼は、身を隠した湿原で逃亡してきた黒人の奴隷たちと出会い、交流を深める。そして貧しい白人と黒人が力を合わせた軍を結成し、自由のための戦いに身を投じる…というお話。

ニュートン・ナイトってドラゴンナイトとかそういう称号だと思ってたら、普通に名前だったという辱しめ(;゜∀゜)誰かに話す前で良かったと心の底から安堵。(笑)

これも実話で人種差別問題も含んでいますが、奴隷ではないけど金持ちにこき使われる貧しい白人も自由軍側にいて、なかなか根深い。(´Д`)「ラビング」を見た人にはオススメしたいですね。あの問題の根源とも言える時代の話ですから。

奴隷が20人いる農場の長男は兵役免除ってさすがに南部( ノД`)クソみたいな法律だ。

南北戦争終結後、奴隷解放宣言のあともやっぱり強引な法律で奴隷を使ってたんだな(;´д`)選挙もあんな殺伐とした会場見たことないわ。(;・∀・)KKKの暗躍も見てて壁を殴りたくなる(*`Д´)ノ!!!そう考えると弱者、奴隷とはいえ数(選挙)の力ってのは権力(強者)には恐怖なんだな。(・・;)))

命令されることなく、平等に搾取されることがない世界を目指すとか今にも当てはまってるんだから、結局世の中は強者が牛耳ってるということか。

つまり一番恐れるのは弱者が立ち上がること。( ´△`)向こうは諦めて奴隷のように働くように、アレコレ仕掛けてきてるんだよ。((((;゜Д゜)))政治にまで気が回らないように。

というメッセージなんじゃないかと解釈してみる。

やっぱりマシュー・マコノヒーはひげ面もカッコいい。( ̄ー ̄)