久しぶりの映画館での映画鑑賞。
この話は世界仰天ニュースなどで何度かやってて、前々から好きな話だったので日本トルコ合作で映画化するのを知って、ずっと楽しみにしてました。
期待に違わず素晴らしい映画でした。
観る前に一つ不安だったのが、日本からの恩が押し付けがましくならないかどうか。こうなってしまっては元も子もない。ですが、そこは大丈夫でした。テヘランで逆にトルコが日本を救ってくれた話も、日本人がこれからトルコに特別な感情を持つことができるようになってました。
ちなみに史実では、トルコ人を救った人たちはその後亡くなった船員の遺族への寄付金、現代で換算するとおよそ2000万円を募り、トルコの皇帝に直接渡しに行ったそうです。
それに感激した皇帝は、代表でトルコに行った日本人を引き止め、日本語の講師に迎えたそうです。
そして、その教え子の中にはのちのトルコ初代大統領がいたとか。
この物語を初めて知った人は、二つの事件のつながりをこじつけと感じているようですが、強ちそうでもないと自分は思っています。
最後に、シーンの都度に寸評しながら映画を観るのほんとにやめてほしい…。そのくせ、子供が誤って飲み物をズズッってやったことには敏感に反応するのは一体なんなのか。