ディアーディアーの作品情報・感想・評価

「ディアーディアー」に投稿された感想・評価

面白かった!邦画らしい良作。

田舎の息苦しい閉塞感の中で、3人の兄妹が何かに憑かれたように生きる。起伏をつかみにくいストーリーだけど、映画自体は物語性に頼っている。

長男の抱える金の問題も、次男の精神の病いも、妹のだらしなさも、全てが中途半端で、その半端さの中で、それぞれが等身大に苦悩する。そこがいかにも田舎だ。

不意に鳴り出す牧歌的な音楽が救いのように響く。田舎暮らしの私には、なんだか他人事じゃない。考えてみると、私の好きな映画は田舎の話ばかりだ。
櫻

櫻の感想・評価

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もう戻ることのできない過去ほど、輝いて見えるのはきっと手が届かないから。これまでうまくいったこともあったけれど、うまくいかなかったことの方がきっと多い。現在は鉛のように昏く覆いかぶさろうとしてくるから逃げようとするのだが、間に合わずに空回りするだけ。なんと滑稽なことだろう、そう笑ってくれてもいい。けれども、私たちにはここしか帰ってこれる場所はなかった。

たったひとつのことで平衡が崩れてしまう閉塞的で息苦しい彼らの故郷は、仄暗い雲に包まれているようだった。彼らは不幸せの中で溺れそうになりながら、未来を憂いて現在を泳いでいた。
なご

なごの感想・評価

3.8
面白かった、好み
シカーーー!

このレビューはネタバレを含みます

絶滅した鹿をみたといった兄妹が嘘つき呼ばわりされ
大人になったその後

長男は町を出たことがなく
次男は精神を病んで
妹はかけおちのすえ離婚

父危篤であつまる

自分の現状を鹿のせいにしたりひとのせいにする次男、こわい

父が亡くなりさいご墓にいったとき鹿をみた

閉塞感がつらいし
町に執着するひとたちもこわいし
邦画のこういうリアルなかんじはやっぱり苦手だった

中村ゆりはめちゃめちゃきれい
タクヤ

タクヤの感想・評価

3.4
ラストまで大した展開もなく、途中で飽きてしまった。そんなわけで、中村ゆりが綺麗だったという感想が一番に…
みなみ

みなみの感想・評価

3.0
田舎って平和なイメージあるけどそうでもない 「光」もそうだけど人間関係が狭いからこそ起こるいざこざは多い シカのCGはいらんかった
こえだ

こえだの感想・評価

4.0
当時鑑賞後、劇場出たら森が解散してて泣いた。
たなこ

たなこの感想・評価

3.5
葬式のシーンから後半への流れがもう、イタ過ぎて最高!

「全部シカのせい」ではない。
それは確実に言えるのだが、シカ事件が今後の三兄弟の人生に少なからず影響している。
彼らなりに一生懸命に生きているのだ。なのにどこか空回りしてしまう。
その姿が切なくも滑稽で、思わず笑ってしまった。

ディアーは鹿の意味だったのね(英語ニガテ)。タイトルが洒落ている。
染谷クンの役どころもいいなぁ!(こういう役の彼が個人的にとても好き)

田舎の閉塞感や登場人物がちょっと個性的で、山下敦弘監督作品っぽいなと思った。(いい意味で)

後からじわじわと心にくる映画。再鑑賞しよう。
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