manami

ブルックリンのmanamiのネタバレレビュー・内容・結末

ブルックリン(2015年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

優しくて強くて、自分の"home"に帰りたくなる映画。人によって違う場所なんだろうな、私のhomeは何処だろう。

バカにされたりもしてたけど、アイルランド独特の語尾が上がる訛り、好きなYouTuberの人がアイルランド人なので、あーこれ!ってなりました。(あと関係ないけど、私の名前の由来アイルランドなんですよね)

Tonyはマジで「病める時も健やかなる時も」を体現してくれる良い人だし、何から何まで面倒みてくれて学費まで出してくれる神父さん最高に良い人。しかも主人公が自分から簿記やりたいって言ったわけでもないという。

Jimも気にかけてくれる良い人ではあった。

そして姉〜!自分も寂しいだろうし辛いだろうに、できることなら何でも与えたいくらいに妹のこと大好きで、妹からの手紙も楽しそうに読んでて、秘密は守るし仕事はするし、良い姉で良い娘すぎる。

映画の始まりと同じ状況を違う立場で映す最後、主人公の変化が感じられて良かったな。最初は静かに流されながら生きてた主人公が、最後には芯を持って決断できるようになる。

どちらの国が良い悪いじゃなくて、自分のhomeは何処かで物事がみれたら素敵だな。
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