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ブルックリンのmameeのネタバレレビュー・内容・結末

ブルックリン(2015年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

彼と一緒に見たらきっと彼は寝ちゃうけど、わたしはこれ、とっても好き。
流れるテンポ、映像の絵、洋服、お化粧、細やかな心情を表す表情、味わい深くて、どんな場面もどんな人たちも、見逃したくない、安心感とセンスのある作品だった。
旅立ちと、新たな場所での生活。時に、ギャップに押しつぶされそうになりながらも、新たな出会いや経験ひとつひとつが彼女を作り上げていく。

特に、彼女を取り巻く愛が彼女を支え、生活を彩る。

しっかり者で芯の強いエイリシュがどんどん垢抜けて洗練されていく。透き通る真っ直ぐな瞳がとっても素敵なエイリシュ。
本当に、とっても素敵。

田舎に戻って、その環境での流れに乗って揺れるエイリシュはなんだかアララ。だけど、その幼さというか素直さというか、完璧すぎないそれも、また、人間らしいというか。
最後はトニーの健気な優しさを思い出してくれて、ありがとう!良かったな✨

こうして、色々味わいながら、一人でゆっくり丁寧に見たい映画でした(^^)
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