さむ

ピンクとグレーのさむのレビュー・感想・評価

ピンクとグレー(2016年製作の映画)
2.5
副題をつけるなら「菅田将暉取扱説明書」。菅田将暉の前後半の演技の振り幅は一見の価値あり。

映画で重要な意味を持つ「白」。
この映画のタイトルからこの色を引き算すれば、残るのはスタンダールの名作であるが、考えすぎか。

客層の大半は、JC、JK。「62分後の衝撃」は彼女たちがギリギリ耐えうる「衝撃」である。芸能人のB面をデフォルメして描くことは、この客層には「衝撃」かもしれないが、「白」の正体が明かされた後の、この「赤と黒」は、衝撃というより、正直、嘔吐感である。

公開前の「62分後の衝撃」というキャッチコピー。そして、エンドロールの目立つところに意外な人物の名前を流し、客の見落とし感を煽る。

「商業映画」という言葉が、何度も何度も頭をよぎり続けた。