abokado

ピンクとグレーのabokadoのネタバレレビュー・内容・結末

ピンクとグレー(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2016初映画館がこの作品!
62分後の衝撃、やられたー!えー⁉︎なに⁉︎だった。加藤シゲアキ凄くない⁉︎て感情とか夏帆凄くない⁉︎とかみんな凄くない⁉︎て気持ちでいっぱい。

ピンクの世界は自分たちが『青春』というものを理想化した世界だろう。どの場面を切り取っても青くささがありキラキラしてて眩しい、十代って良いなとかならではの葛藤だなぁとか、りばちゃんが同窓会でごっちから電話きてダッシュした時はおもわず涙が出てしまったもの。穴は埋めれないんだね!!て まぁそこまでがピンク

グレーは画面が一気にモノクロに変わり全ての全貌が明らかに柳楽優弥の役も明らかに。
世界のブラックアウトまでもいかない正にグレーの部分が流れ出る。ピンクでみた青春のキラキラも壊されてこれこそが現実なんだぞ?と成海や麗はぶつけてくる訳だけど成海の『白木蓮吾はあんたの事なんも思っちゃいないんだからぁ』や麗の『他人の事なんて分かる訳ない、自分だってわからないんだから』はかなり刺さった。

ループされる自問自答、今までのはなんだったのか?あいつは誰だったのか?自分はなんなんだ?
結局は自分の事すら自分でわかりきってる訳ないのに他人の事を知ろうなんてそれは知ったフリなんだろう。グレーは偽りの世界じゃない。

本物の白木蓮吾が出てきて言う台詞に『偽り』と『本物』は混ざり合って確かな色になる。世界が色づいた瞬間だ。
ピンクとグレーで世界が一変したり、自分が大好きであるアジカンが主題歌なんだけど行定監督が常々アジカンに主題歌をオファーしたくて今回念願が叶いRight Nowの歌詞はこの映画そのもの。映画同様、曲も一気に転調する。
逆にRight NowのMVを今度はアジカンが行定監督に依頼。MVの中に映画にリンクするものがあるのでそれもお暇ならみていただきたい。

この映画の伏線は全てですよ。