ねぎおSTOPWAR

ピンクとグレーのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ピンクとグレー(2016年製作の映画)
2.7
日本映画チャンネルで観ました。フジテレビの軽部アナが「初見のかたはいいですか、62分がキーワードです」なんて、いかにもそれらしく解説していました。

放映後の軽部解説では、原作をどう映画化するか考えた行定監督が、劇中劇という脚本を書いたそう。
ざっくり言うと芸能界の論理かぁ・・。

映画としてのみどころは!
・菅田くんと夏帆ちゃん、ともに二役の演じ分け
・62分以降のモノクロの展開
・ラスト、モノクロ世界のカラーの朝焼けの演出



行定監督を持ってしてもどうにも出来なかったのは、おそらく原作の伝えたいことの浅さ。主人公に訪れるハードルとそれを乗り越える様が描かれず。
だから〈策士策に溺れる〉感。でも監督のせいじゃない。