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ゴースト・イン・ザ・シェルのmueponのレビュー・感想・評価

3.6
ハリウッド映画の実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル 』を観てきました。
原作は未読ながらも、押井守監督の有名な劇場版アニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)に準えた作りで、原作や日本への敬意もあり実写版としてはかなり楽しめました。
脳と一部の記憶を除いて全身擬態(機械)化された主人公、少佐を演じるスカーレット・ヨハンソンやアジア、香港を思わせる都市の造形美も魅力的。

しかし一方でどこか物足りなさも残る、そんな作品。
ストーリーも予め予想された以上のことが起こるわけではなく、元作品ほど難解で哲学的でもありません。ハリウッドだからか時代が追いついてきたからなのかは分かりませんが、今現実に起きている行動が何を示しているのか、あえて古臭い演出を使うことによって分かりやすくはなっています。
いつの時代でも未来予測と未来の技術を描くのは難しいのですね。

IMAX 3D字幕版で観ましたが、こういった作品はやっぱり迫力ある映像と音で観るのがおすすめ。北野武の日本語はどうなんだろうって感じでしたが…。