ダイセロス森本

ゴースト・イン・ザ・シェルのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

4.5
ビートたけしの日本語が一番聞き取りにくいこの作品、日本語のリスニング力が圧倒的に下がってきた!笑。アニメや原作を知らないのでとても面白いと思った。日本の作品らしさのあるオチが良い。街の作り方はこれ完全にブレランですが、そんなブレランが好きだからこそ、こんな作品も愛せる。こういう世界観で色んなことを繰り広げてくれるアメリカ、流石。MUTEやオルタード・カーボンなんかも、似ている世界観なので好き。
ネオンと大きな人間の広告とゲイシャ。日本らしさがあふれる近未来、もしかしたら、日本ブームがくるかも?SFと日本というコンビネーションがどれほど素敵か、改めて感じる映画。ブレランよりずっと簡単でわかりやすいので面白かった。

ブレードランナーは「自分はレプリカントか?人間か?」というあいまいな線でいったりきたりする心を描くが、こちらは、「脳は人間、体はロボット。人間だった時代の記憶が欲しい」と鮮明な目的があるので見ていて簡単、というところが人気のひとつかもしれない。
いつかこの世界とブレラン、MUTE、レギオン(シーズン2に入ってからフクヤマ提督という人が出てきて日本語がちょいちょい出現するように!)なんかが組み合わさって映画やってくれたら面白そうだけど。

これはとても良い作品だと思う、1時間50分以内にしては長く感じるけど、ブレラン2049のいかれちゃってる2時間半より手に取りやすいし。
お雛様なんかで日本を象徴しているあの家も素敵だった。ただ、海外の人がわかるのか?という疑問なんかもあるけど。

いいなあ。脳だけ入れ替えてもらって私も白人になりたいな~。

ちょっとその人種間のやりとりが笑えるけど、まあ、それで…いいのかな、操作されてたわけだし。

ビジュアル、スカヨハの整いすぎてる肌と顔と体にやられたので高い点数を!