アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発の作品情報・感想・評価

アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発2015年製作の映画)

Experimenter

上映日:2017年02月25日

製作国:

上映時間:98分

3.2

あらすじ

アイヒマン裁判がはじまった1961年。米・イェール大学で、世界を震撼させたアイヒマン実験が行われようとしていた。ユダヤ系アメリカ人のスタンレー・ミルグラムは、“なぜ、どのようにホロコーストが起きたのか” “人間はなぜ権威 へ服従してしまうのか”を実証するため、電気ショックを用いての実験を繰り返し行う。その結果は、ハンナ・アーレン トが提唱した「悪の凡庸さ」を科学的に実証し、被験者だけでなく社会全…

アイヒマン裁判がはじまった1961年。米・イェール大学で、世界を震撼させたアイヒマン実験が行われようとしていた。ユダヤ系アメリカ人のスタンレー・ミルグラムは、“なぜ、どのようにホロコーストが起きたのか” “人間はなぜ権威 へ服従してしまうのか”を実証するため、電気ショックを用いての実験を繰り返し行う。その結果は、ハンナ・アーレン トが提唱した「悪の凡庸さ」を科学的に実証し、被験者だけでなく社会全体に様々な影響と波紋をなげかけることになる。実験の方法を学会から非難され名指しで攻撃されながらもミルグラムは、人間社会のタブーを曝け出し、人生を懸けた実験に挑むことになる。

「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」に投稿された感想・評価

服従実験
1984

どこまでが
真の自分の意思なのか
操り人形なのか

まあ

どちらでもいいけど

自分の仕事をしただけだよね
FukiIkeda

FukiIkedaの感想・評価

3.1
有名な実験なんだけど、ドキュメンタリー風にしたのは何故だろう…?
映画としてはイマイチかな…。
お勉強する上では、わかりやすく、楽しく観られると思う。
どうしてホロコーストが、あんなにも多くの人が虐殺されて、戦後すぐのドイツは「ホロコースト」なんてなかったという、ムードがまかりとおっていたのか。
ナチスドイツが何故現れたのかわからないと思っている人は、是非ご覧になる事をお勧めします。
誰もがナチスになる可能性がある。
これを理解しないと、歴史は繰り返されると思うんです。
「顔のないヒトラーたち」「検事フリッツ・バウワー」「アイヒマンを追え」
「スペシャリスト」「アイヒマンショー」「ハンナ・アーレント」などと一緒に、合わせて観たい作品。順番としては最後の方。どれもホロコースト自体にはフォーカスしていないので、グロいシーンが苦手な方でも観やすいかと。
koh

kohの感想・評価

3.3
ドキュメンタリー調だがメタ要素もある。その分観客へのメッセージが強くなる。見ていると心がざわつく作品
renache

renacheの感想・評価

3.0
初めて見る実験の数々に興味を持って観れました。自分もきっと同じようにしてしまうんだろうなと思うと怖い。
ミルグラム博士の電流の実験は以前にも何かで見たことがある気がして、結果は知っていたが、非常に興味深い結果とそれを導きだす課程だと個人的には思う。

その後の実験は知らなかったけれど、同様に集団心理などを面白く調査していると思う。

しかし、残念ながらそのユニークな実験方法に合わせるように映画全体の語り口まで実験的にしてしまった事で本作は失敗作と言わざるを得ない気がする。

前半はともかく、彼の実験が批判され始めた後半になっても映画のテイストがシリアスにならないので、おそらく彼の真意とは違う方向に実験の意味合いが解釈されていく事に対する感情がイマイチ伝わってこない。

そもそも、確かに実験の内容自体批判があるのも分かる気もするので、その是非を問うような映画にもできたはず。どこか実験の羅列に終わった感は否めない。
lovemani

lovemaniの感想・評価

3.6
アイヒマンの後継者…では無い
のを知った上での鑑賞だったので勘違いはしなかったけど…

この題名はダメよね。

ミルグラム博士の心理実験
恐るべき、その結果…

ドキュメンタリーっぽく派手な演出が無いので終始地味。

ただ、すごーく興味深い。

この実験結果に、誰しもが驚く事間違いなし(笑)
なにやら気味が悪いが、吸い込まれてしまう。
酒

酒の感想・評価

-
おもろい社会実験の紹介集みたいな映画
みや

みやの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

社会心理学者ミルグラム博士が行った服従実験が社会に衝撃を与えるサスペンス。

アイヒマン実験(ミルグラム実験)というものは、実際にあったらしい。
「上から命令されると、自らの意志や倫理道徳に反したことでも服従しがちになる」という実験結果から、「ナチス戦犯たちは普通の平凡な市民であり、一定の条件下で冷酷で非人道的な行為を行った」ということになったのだとか。
現代の私からすると比較的納得しやすい結果なのだが、当時としてはセンセーショナルだったのかな。
こういう主従の実験を取り扱った作品は好き。
この映画がどれだけ実話に沿っているのだろう。
ノンフィクションのようだった。
凄く面白かったけれど、映画として面白かったのか、実験そのものが面白かったのかがよく分からない。
とりあえず面白かったので、観て良かった。

今まで観たり読んだりしたものは従属する側の行動がメインの作品が多かったように思う。
ミルグラム実験は行為を行う側がどこまで残酷になるかという実験だったので凄く興味深かった。
他の実験もどれも気になるものばかりで、他の本や映画で、もっと知りたい。
宛先の相手へ向けて、次々と人を繋げていって届ける実験は特に興味が湧いた。

犠牲者、やり方、時代は違っても、残虐な行為は今も起こり続けている。
「なぜ起こるのか」
この実験は結果ではなく、『人間』というものを知る途中経過に過ぎないのだと感じた。
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