マイ・プレシャス・リストのgingergingerのネタバレレビュー・内容・結末

IQ180で飛び級でハーバード卒で、コミュ力ゼロで友達のいない拗らせ女子が、唯一の相談相手でカウンセラーで父親の友人が作ったやることリストをクリアしていくっていう設定。
でもこの主人公、そもそもそんなにコミュ症でもなくて、ひねくれてるけど、話も面白くて楽しいし、いいヤツ。なんといってもめっちゃ美人。ファザコンで引きこもりだけど、もともと超ハイスペックなレベチな女子なはずなんだけど、出会い系で結婚が決まってる男とデートして怒ってみたり、不器用で痛い行動の彼女の魅力にハマって、いろいろ共感したり、うるっときたり、後半、再婚する父親を受け入れて、父親と一緒にゲス不倫の教授から大切な本を取り返したり、大人な同僚とパーティーを楽しんだり、だんだん爽快になる。
最後は、実はハイスペックだった隣の居候の男子とめでたく恋人になるハッピーエンド。
本当の自分は子どもの頃の好きに隠れてるって話は、本でも読んだことがあってかなり納得だったんだけど、キャリーもチェリーソーダ飲んでみたりフラニーとゾーイを読もうとしたりする。なんかいろいろ好みだった！