マイ・プレシャス・リストの作品情報・感想・評価

「マイ・プレシャス・リスト」に投稿された感想・評価

みぃ

みぃの感想・評価

3.4
なかなか共感・感情移入しにくく、そのままラストを迎えました。
会話の返しは面白く映画自体も長くなかったのですんなりと観られた。

冬のニューヨーク。大きなニット帽を被りチェック柄のコートを着た女の子が、剥き身の七面鳥を包んだストールを抱き抱え、マンションの一室に入っていく。
ここは父の親友であるセラピストのペトロフのオフィス。感謝祭の日に帰ってこない父への愚痴を言うために、そして七面鳥は感謝祭には…まあ必要だろうと思って持ってきたのだ。…なかなかこんがらがってますね…。
女の子はキャリー。19歳。IQ185の天才で、14歳でハーバード大に入った。歪な性格なので友達も(ペトロフぐらいしか)居なくて、読書ばかりしている。サリンジャーがお気に入り。

ペトロフは彼女がまだ試していないことをするべきだと考え、彼女に“6つのやる事リスト”を渡しますよ。


キャリーはマジでこんがらがってます。“自分なんて…” “世間なんて…” “男なんて…”と厭世的に振る舞ってみても、結局全ては自分可愛さ故だし、何処かで望みを捨てきれない。…まあ、それって普通っちゃあ普通。
個人的見解ですが、ルックスは可愛いっちゃあ可愛いし、しかし何処かスティーブ・ブシェ味が有り、実際彼が演じる役に共通のパーソナリティを持っているような気がします…。…ともあれ、要は臆病なだけ。

リストの内容はごく普通、誰でもする様な事ばっかりなのですが…誰でもする様なことを見下している(ポーズをとっている?)人にとって、それを実行するのがどれほど難しいかっていう…。想像してください。飲み会でお笑い芸人の口調を真似る自分を…。新宿駅南口の台風中継にダブルピースで写り込む自分を…。(←普通を舐めすぎ。こういうところが…。)
キャリーはそのリストの項目を一つ一つこなしていくことで、漠然とした様々な苦手意識や過去のトラウマを解消していきます。そしてなにより、苦手とする男性と、そして父との向き合い方を見出…せる…のか⁈

思い切りザックリ言えば、“行動しよう”って話だし、“人を信じよう”って話です。その二つはワンセットで、結果“経験しよう”って事かな…と。まあ、自分の良いように理解しますよ、そんなもん。
キャリーが、沢山の言い訳で予防線を張りながら金魚買ってきて話しかけたり、新聞の出会い広告の不倫男に義憤に駆られ(たようなフリをしつつ)電話しちゃったりは、すごく漫画的な面白さが有りますよ。チャーミングで愛せる。…愛したい。…愛したいんだけど…。
…いい加減、この手のレーダーチャートが凸凹のチグハグな人間を描くときに“ニューヨーク舞台”で、“優位的に尖ってる≒天才だから庶民の心が分からない”っていうエリーティシズム押し付けてくるのをやめてくれないか⁈こちとら下層階級でレーダーチャートが内側に突き抜けているゴミ屑なんだよ!!
…そんな身分で、こんなの観てる方が悪いってんですか⁇ …いかにも!!

…まあ、正直よくあるタイプの映画である事は否めません。よくあるから悪いって事は当然無くて、積み重ね、経験に裏打ちされた良さは確実に有ります。ラストの切れ味なんて相当なもんでしたよ。響く方には銅羅でビンタされたかの如くビリビリ響いちゃうと思います!
さて…我輩もなんかミドルネーム考えるとするだかね…。誰かに呼んで欲しいじゃんね。
りせ

りせの感想・評価

5.0
私の大切な映画リストに新たに加わった映画。

とってもスマートで美人だけど家庭環境から少しひねくれてしまったそんな女の子が幸せになるためのリストをこなしていくお話。
主人公の女の子は19歳で、なんだかとっても怒りっぽくて、普通であれば嫌いになりそうなところなんだけど、なんでか不思議と愛嬌があってだんだん可愛くてしかたがなく見えてくる。
そういえば私も昔はもっと怒りをストレートに表現していたなあとなんか懐かしくなったり、主人公が羨ましくなったり。
感情を素直に出せるってとってもチャーミングだなあ…と思わせてくれた。

そんな主人公も、その周りの人物もとっても人間味あふれていて、正しいと分かっている、けれど正直な気持ちに嘘はつけない、どちらも嘘のない自分の感情なんだっていうのが伝わってきて、リアルな人間らしさを感じて憎めない。むしろ愛おしい。

リストを進めていくうちに、少しずつ主人公の言動に変化が現れてくる様子がうまく表現されていて、物語が展開していくうちにだんだん温かくやさしい気持ちに包まれていき、とっても幸せな気持ちになれる映画🎞
★★★
想像以上に恋愛メインのストーリーで、題名から期待していた物とは違ってたけど、クスッと笑える所もあってほっこりした。

2回目の「言い訳」のシーン、なんか好きだなぁ。
Yuki

Yukiの感想・評価

3.7
最後のキャリーとサイラスが素敵だったなあ☺️
はじめは主人公の境遇や性格に心配しかなかったけど、ちゃんと収束してのあのラストは最高だった〜。
結果、主演ベル・パウリーちゃんの魅力炸裂の98分。

予告では、コミニュケーションが苦手な天才少女の幸せ探しのストーリーという印象でしたが、あんなにステキな娘は本当に幸せにならなきゃ絶対ダメ。

原題はキャリーピルビーとのことで、マイ・インターンに好意的なファン狙いが見え見え。配給会社の方、この邦題は絶対無しでファイナルアンサー。

そんなの無しでも絶対にステキな作品ですよ。
うな

うなの感想・評価

3.8
ニューヨークのクリスマスってだけでまず良いのずるい。

キャリーを応援しているうちにどんどん可愛く見えてきて、観終わる頃には逆にエールを貰ってる。

ディビットみたいな男が本当に嫌いすぎて蕁麻疹出るかと思ったけどサイラスもパパも最高なメンズだったので大丈夫だった。
きらあ

きらあの感想・評価

3.8
「デイビーさん 金魚がほしいの」あたりのキャリーの服装好きだなあ。
おもしろかったけど、最後なんでまたリストをスタートしたのか分かんなかった。リストとお父さん仲良くなれたことは関係なさそうだし。
キャリーは写真がすきなんだね
クリスマスとニューヨークってだけで高得点必至!
ある一つの出来事がきっかけで、ドミノを倒したように生活の色々がうまく回らなくなってしまう。一人で抱え込むとどんどん塞ぎ込んで余計に沼にはまっていってしまうから、抜け出すためには視野を広げて他人と関わっていくことが重要で、、、人間はやっぱりひとりでは生きにくいんだなと感じた。せつな〜
お父さんの新しい恋人、あの電話の取り方A級戦犯級でしょ
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