「耳が聴こえないのは、障害じゃない個性だ」
こういうポジティブなマインドを身に付けるのは本当に難しい。
理屈では無く、本当にそう思ってるからこそ、嫌味じゃない笑いや、メッセージに還元出来るし、
いわゆる「障害」を持たない人もコミット出来る、普遍的な「家族」と「成長」の物語として、完成させる事が出来ているんだな。
そして、結果、それが観客の固定観念や偏見を洗い流していく。
これぞ、映画の力。この作品にも、それが宿っています。
主人公が疾走するシーンを捉えた映画に、駄作無し!が持論なんですが、
本作の、戻ってからの、、の一連のシーンには涙腺が決壊しました。
ラン、ガール、ラン!!!