ヤマ

エール!のヤマのレビュー・感想・評価

エール!(2014年製作の映画)
3.8
障害モノっていう基本的なベースがあることをいいことに、下ネタを乱発するとんでもない映画。
セックスのことしか頭にない両親と、弟のちゃっかりエロっぷりにドン引き寸前の絶妙な笑いが生まれる。

もちろんそういう変態へのエール!に終始するわけではなく、ハンデによる親子の苦悩なども描かれている。
よりによって私たちの聴けない歌をやるなんて…と泣くシーンは複雑な気持ち。

ただあまりに娘が色々抱えすぎて可哀想に見えるし、親が卑屈すぎにも見える。
ここまで障害者側にヘイトが集まるような描き方でいいのか?

と思いきや、ラストはやられた。そこまでのモヤモヤを大発散する泣きどころが訪れる。
歌モノはズルいね。
クドすぎない締め方もフランス映画感があって良い。