絵本のようなファンタジー映画。
アニメ映画だけは吹替で観る派です。
今作、吹替も悪くないと思いましたが、歌が重要なんで字幕で観た方が良かったかもと思いました。
アイルランドの神話をベースにしてるみたいなので、少し不明な箇所がいくつかありました。
特にセルキーってなんだろう?
調べてみると、あざらしから人間の姿に変身する神話上の種族のことを言うみたいです。ふだんは海中で生活しているが、陸にあがるときは「あざらしの皮」を脱いで人間と化するそうです。
観る前に知ってたら、もう少し作品に入りやすかったかな。
それでも絵柄が優しく絵本を見てるみたいで、不思議な世界観のファンタジー映画なので見やすいのは見やすいです。
なにより妹のシアーシャちゃんが、カワイイ。
かなり、千と千尋に影響されているなと感じました。
マカというフクロウの魔女は、ユバーバとゼニーバだし、ハクと千尋が空を飛ぶシーンを連想する箇所もありました。
お話は神話ですが、兄妹の物語。
最初は、妹のシアーシャがうっとうしかった兄のベン。
だけど、妹が次第に元気がなくなっていく。
そんな姿を見て、お兄ちゃんが頑張る姿にやっぱり兄妹なんだなとシミジミ。
頑張れ、お兄ちゃん。
とっても温かい映画でした。
歌も素敵!。
wowow