ソング・オブ・ザ・シー 海のうたの作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(1館)

「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」に投稿された感想・評価

一人でも多くの子供にこの作品を目にする機会が訪れるように、と願ってやまない。
えー、私、『崖の上のポニョ』がどんな話か全く知らんのですが、私の中のイメージはこんな感じです。違ったら教えて下さい。

冗談はさておき、本作品は前作『ブレンダンとケルズの秘密』と似ている部分がかなりあった上で、前作の森に加えて海が登場するという、ロバート・エガースみたいな進化をしてて笑えてくる(灯台まで出てくるし)。こういうときにすぐエガースを引き合いに出すのはそろそろやめにしたい。キーアイテムはケルズの書から法螺貝に引き継がれ、神秘的な"長い髪の人"も再び登場し、孤独な少年の物語が紡がれていく。石になった妖精を踏んで次のステージに行くときに妖精が声をかけるシーンで、『サマーウォーズ』の終盤を思い出してしまった。"私のアカウント使って!"的なやつ。

ただ、兄妹の話に全振りしてて母親関連の挿話がごっそり省かれているのはどうなのか。なんで失踪したか、なんで今また現れたのか、謎だらけすぎて石から妖精が解放される感動的なシーンも、誰も悪者にしない展開も頭に入ってこなかった。唯一覚えているのはクーの脚力と肺活量が厳ついことくらいだろう。彼は精霊とか関係ないただの犬なのに反抗する少年を引きずりながら池の深くまで潜り、精霊の力的サムシングがあるとは云え一度も休憩を挟まずに街から灯台まで行く脚力と肺活量があるんだから、私も飼いたい。そんで自宅と駅の送り迎えしてほしい。
orangeloop

orangeloopの感想・評価

3.6
この世界は涙で満ちあふれている…

この映画は静かな夜に見るのが合ってる
雨が降った後なんかいいですね
海の底の音を聞くような静かな映画
アイルランドの伝説から作られた物語

ベンは両親に大切に育てられた
母は自分の命と引き替えに妹のシアーシャを残した

ママのお母さんがくれた古い貝殻をシアーシャが吹く
小さな白い光る海から生まれた星のようなスルシャの群生
ガラスがぶつかるような音が耳にいい…
シアーシャが身に纏う白いマントは
目に焼きつく慈しむような美しさ、心が安らぎます


”セルキー伝説”
セルキーはスコットランド、アイルランドの神話上の存在
海の中ではあざらしとして
陸ではあざらしの皮を脱いで人間の姿になる
セルキーが人間と結婚してからも住処である海を
つい眺めてしまう
脱いだ皮を見つけられるとセルキーは海に戻ってしまう
でも海に帰ったセルキー(母親)が子供に会いに戻ってきて
波の中で一緒に遊ぶこともあると言われている


幻想的な海 母の優しさがぬくもりがあっていい…
音楽が牧歌的でもあり遠くへ連れていってくれる
色んな妖精が出てくるおじいちゃん妖精シャナキ-が好きだな!
眠い

眠いの感想・評価

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ブレンダンとケルズの秘密は以前観て結構好みだった記憶あるけれど、これは全くダメでした。
綺麗な絵柄と可愛らしいキャラクターでラッピングされたストーリーが、しかし非常に薄っぺらい。設定的にも所々ん?って思う節あり。例えば転換期はなぜ6歳なのか。なぜセルキーの歌声で精霊たちを救えるのに母親は何もしてこなかったか。なぜ人間のことをわからない毛髪おじいちゃん精霊の髪で見えた記憶は人間(ベン)視点なのか。仮にも孫たちが家出してるのに、なぜ心配性のおばあちゃんが父親の一言であっさりとゆるしてくれたのか。どうも細かいことが気になってしまい、純粋に音楽や絵柄を愉しみ、ライトにアイルランド文化に触れる為の作品だとは思うけれど、ロジックがガバガバすぎて釈然しない。
N

Nの感想・評価

3.5
北欧の神話をもとにしたアニメーション
淡いタッチが素敵だった。
早くに母を亡くした兄は物語を通して成長していくけれど 大人はなにもしないのね
エンドロールの音楽が素敵だった
全体的にビジュアルが好き
panaki

panakiの感想・評価

4.2
9月の連休初日、毎年逗子海岸映画祭でお世話になっているcinema carabanさんのドライブインシアターで鑑賞しました。
場所は三浦半島。

ドライブインシアターは、旅好き・映画好きの両親のもとで観たことはあったけど、モノゴコロついてからは初。
このレトロな映画の鑑賞方法が、コロナ時代にフィットして素晴らしい取り組みだと思った。シネマキャラバンさんありがとう。


本当は別日に開催されていた【ニューシネマパラダイス】や【ララランド】を観たいと思っていたけれど即完売。
そしてこの【ソングオブザシー(吹き替え)】をセレクト。
仕方なく、そして海外映画は字幕派なのに、、と思いながら鑑賞したけれどこれが大大大正解。
とっても泣かされたし、EGO-WRAPPINの中納良恵が妖精の母ブロナーの吹き替えをしており、その歌声が良かった。
父親役のリリーフランキーさんもよかったしもちろんベン役の本上まなみさんも。



北欧のアニメーションらしい、美しいアニメーション映画。
まるで北欧ファブリックのテキスタイルを見ているような鮮やかで素敵な映像なので、北欧好きは映像だけでも楽しめると思います。
ケルト音楽もかわいくて、音楽好きも楽しめる。

それだけでなく、これはジブリやピクサーにも言えることなんだけれど、子供には楽しめて大人にはちゃんと考察させるストーリーとなっていた。


北欧の神話がもとになっていると思うんだけど(その辺はわからない)
人の心の悲しみや弱さを吸い取り、石に変えてしまうくだり。
父は母ブロナーを失って悲しみ、毎日お酒を飲んでいたけれど石にならなかった。
そんなところが私の考察ポイントであり、泣きポイントでした。
子供を守るおとうさん、強いね。と。
家族愛モノが泣ける年齢になった。


この三浦半島で観れたことがまた、ソングオブザシーとマッチして素晴らしい初秋の映画鑑賞でした👏🏻
ナ

ナの感想・評価

3.0
ずっと気になってたトム・ムーアのケルトシリーズ。
アニメーションが可愛らしくてたまらん。シアーシャ、あまりにもこの世のたからもの過ぎるでしょかわいい………
父はしっかりせい。
最後泣いてしまった〜〜上に流れる涙がとてつもなく美しかったな。

吹き替えで観たけど字幕のがベターだったかも感。声優さんはすっごく上手かったし、吹き替えが良くなかったんじゃなくて、字幕のがより良いかもしれないっていうくらいのニュアンスだけど…
和食

和食の感想・評価

5.0
全部が綺麗
naopeko

naopekoの感想・評価

3.9
妖精と人間の間に生まれた兄妹の冒険。母がいなくなってしまった事を受け入れられない兄ベンと言葉が話せない妹シアーシャ。妖精の力を受け継ぐシアーシャは何者かに狙われてしまい...。

神話を現代に据え置いた物語。知らなくても充分に楽しめる。
上手く説明出来ないのだけれど、こうしたどこかで受け継がれている神話や物語がアニメーションで描かれる事によって本来なら出会う事のなかったかもしれない場所へ届くことはとても素晴らしいなと思う。
今作の悪役とされる魔女が憎み切れない存在だったのが印象的だった。
大切な人が悲しむ姿は見ていられないから悲しみを取り除くんだと。苦しまなくて済むならと力を使い正気を失くした魔女は完全に悪ではなかったんじゃないかな...。

失われていく歴史や文化の伝承、魂を導く生き物たちとの共存、感情による命の再生など様々なメッセージ性が沁みる美しい映画でした。
お兄ちゃんが大切な事に気付いた時と、兄妹が選んだ道。ラストの家族の姿に思わず涙しました。
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