じゃん

EDEN/エデンのじゃんのレビュー・感想・評価

EDEN/エデン(2014年製作の映画)
3.2
最後の詩だけとても素晴らしかった。
まさにここがテーマなのだろう。

1人のDJの栄光と衰亡を描いているのだけど、栄光の時でさえ全然幸せそうに見えない。

なんというか、この映画がずっと冷たい傍観者の視点ぽく感じられて、観てて感情移入しづらく盛り上がらないのだ。
もうそれは最初から最後までずっと。

音楽はお洒落だし、踊りだしたくなるようなクラブ音楽なんやけどなあ。

確かに画面は熱狂やシーンを描いてるはずなのだけど、この作品自体に熱がこもってないというか。
魂を入れてないような。
いや伝わって来ないという方が正しいのだろう。

印象的なのは、主人公が楽しそうな顔になってるのが、殆ど記憶に無いこと…

出てくる女の子がみんなチャーミングでそれぞれ特徴が違うのは良かった。

映画は正直全然つまらなかったが、サントラは割と楽しめそう。

てか、ダフトパンクの素顔てそんな酷いの?(笑)