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ハケン家庭教師の事件手帖のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ハケン家庭教師の事件手帖(2013年製作の映画)
3.7
受験生を持つある家庭1人の妖艶な女性(七海なな)が家庭教師としてやって来た。あまりの色気に不安が過ぎる母親。母の心配通り彼女の美貌にメロメロになって行く受験生の太一は、家庭教師のある秘密を目撃してしまう。それは自分の父親と密会している先生の姿であった。ショックを隠せない太一だが、実は高校教師をしている父親と家庭教師には「元教師と教え子」という過去が。しかも、どうやらただならぬ関係である様子だった。家庭教師と家族の間に、事件が起きる。
事件の当事者3人の証言がバラバラで、事件の真相が曖昧で、事件の証言に登場する家庭教師の三者三様なイメージを巧みに演じ分ける七海ななの演技もあって、頭を悩ませる事件の真相を仄めかすラストの七海ななの笑顔は「ユージュアル・サスペクト」のクライマックスのように、ゾクッとさせられたセクシーサスペンス映画。
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