「まあ、聞いてくれ。
俺は悪人だ。いままで散々、罪を重ねてきた。」
怯えた女性の声に、男の怒号が響きます。
それをビデオは記憶していました。
スティーブン・セガール扮するジョン・アレキサンダーは、いままでずっと悪人として生きていましたが、死ね前に一度良い行いをしたいと思っていました。
傭兵であるジョンに依頼人のバンホーンから新しい任務がもたらされます。
それは、とある男性の抹殺でした。
いつものセガール映画です。
監督も変わらず、B級映画なのは同じです。
脚本が違うのですから、役柄やストーリーも違うはずなのに、なぜか同じ映画に見えてしまい、題名を覚えられないシリーズです。
今回は、怪しげなクラブの地下にとらわれていた女性:ナディアが逃げ出し助けをジョンに乞います。ジョンは成り行きで女性を守ることになりました。
命をかけて悪を打ち、女性を守るというセガールのいつもの正義感が炸裂するストーリーです。
顔にヒゲを濃く生やしているのは、まるまると太った顔周りを隠すためでしょうか。
「…どうしても見殺しに出来なかった。」