lml

真実への旅路のlmlのレビュー・感想・評価

真実への旅路(2010年製作の映画)
3.5
黒人男性が冤罪に合うという点では、純粋無垢な男性が死刑になるグリーンマイルとは受ける印象が全然違う。
被告は普段から派手な服、車を好み、口も悪く、「いわゆる」柄の悪い男性だった。しかし本当に自業自得と言えるのだろうか、犯罪をしそうに見えるのがいけなかったのだろうか。
この偏見は加害者とみなされた者だけでなく、被害者にも同じように牙を剥く。
そしてこの取り返しのつかない不当で理不尽な仕打ちは正当化されるべきではない、自業自得というのは誤りを犯した側(この映画では警察と検察)の責任逃れでしかない。
lml

lml